ゴムで出来ている物って周囲を見渡すと沢山・・・
スラーターニーの友達、学生がある日の早朝大学へ通学の際に私を一緒に大学へ連れて行ってくれました。
自家用車で連れて行ってくれたのですが、うちから真っ直ぐ20Kmぐらい田舎へ向かって行くと辺りは何も無く緑のみ。
森林ばかり、よく見ると紅葉している林がありました。
大通りを逸れるとまた紅葉した林が両サイドに、しかも日本の秋のように枯葉が舞っている始末。
その空間だけに留まっていたら、炎天下にもかかわらず肌寒くなるような気さえしました。
それぐらいタイで紅葉を見かけるのは珍しいです。
同種の林がそこら中この田舎、大学周辺にはあって、私が何やら異常に興味を示しているのに気づき運転中の友人は「みんなヤンパラだよ!」って教えてくれました。(品種はパラゴム、タイ語でヤン=ゴム)
ゴムの木らしいです。
と聞いて更におどろき。あれっ?!
ゴムの木って、
こんなんじゃなかったっけ?家にも観賞用にあったよな。
後に調べたところ、昔はあの観賞用ゴムの木(品種インドゴム)が活躍していたようですが、現在はどこでもここで見られるイメージから程遠いゴムの木(ゴムの木はクワ科らしい)からゴムを採取しているようです。→主に観賞用に人気のあるゴムの木、ベンジャミンを始め菩提樹、シルクが取れる蚕が食べる桑の木など実はどれもクワ科(クワ属)!
その日大学で彼(彼女?)の友人達に「彼女はゴムに興味があるらしい」というような話をしている様子で、その中に両親がゴム採取家業を営んでいる子が2人いました。
すかさず友人はその子の家に今日行って見てみる?!と誘ってくれましたが、どうやら夜中過ぎから早朝にかけてらしい。
いくらなんでも初対面でその家の実家へ泊まるのもな〜となんとなくお茶を濁しその場を凌いだ。
それから2日間後きちんとチャンスはやってきました。
これまた遥か遠い温泉へいつもの仲間で遊びに行く事になり、実は仲間の一人は実家がやはり両親がゴム採取家業らしく、みんなでその夜泊まりに行ってゴム採取を見せてくれる事になりました。